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マルチクラウドの増加と財務面の課題--2020年のクラウド動向レポート

Flexeraが、2020年のクラウドの状況に関するレポートを発表した。マルチクラウド利用の増加や、それに伴う財務面の問題などが明らかになっている。

 IT分析企業Flexeraが、クラウドの現状に関する年次レポートの2020年版を発表した。それによると、パブリッククラウドの導入が急増し、マルチクラウド戦略が主流になっているが、無駄な支出、クラウド管理の労力、セキュリティの問題も増加しているという。

 このレポートの「クラウドは今や主流になった」との記述には、もっともな理由がある。調査対象者の90%が、自社で少なくとも1つのクラウドサービスを使用していると回答したことだ。クラウドサービスを使用している組織の93%は、複数のパブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせたマルチクラウド戦略を採用しているが、複数のパブリッククラウドを使用している組織は6%にとどまった。

 これほど多くの企業がクラウドサービスを使用するようになったため、問題が出てくるのも無理はない。同レポートは、企業にとっての問題の主な要因として、特に支出を挙げている。

 COVID-19のパンデミックが企業の財務に追い打ちをかけた。感染拡大によってソーシャルディスタンシングとリモートワークが要件となり、クラウドの利用が大幅に増加したため、IT予算に深刻な影響が及ぶ見込みであることが、調査の終盤で追加された質問から明らかになった。

2020年におけるクラウドの新たなトレンド

 先述のように、マルチクラウドの採用率は100%に近い水準にまで達している。単一のパブリッククラウドまたはプライベートクラウドだけを使用している組織は7%にすぎない。

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