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ラズパイ用カメラモジュール「High Quality Camera」--12.3メガピクセルで価格は50ドル

Raspberry Pi Foundationは新しいカメラオプション「High Quality Camera」を発表した。12.3メガピクセルで、価格は50ドルとなっている。

 「Raspberry Pi 4」が売り上げを伸ばす中で、Raspberry Pi Foundationは新しいカメラオプション「High Quality Camera」を発表した。High Quality Cameraは12.3メガピクセルで、価格は50ドルと手頃だ。

 Raspberry Pi Foundationがカメラ市場に投入した最初の製品は、OmniVisionの5メガピクセルセンサーを中心に構築されており、2015年に販売が終了した。2016年に発売された後継製品は、ソニーの8メガピクセルの「IMX219」センサーを中心に構築されており、「Raspberry Pi」の熱狂的なファンやDIYカメラホビイストの間ですぐに人気を博した。彼らは、望遠鏡からキュウリ選別機まで、同ボードのありとあらゆる用途を見つけ出した。

 製品名が示唆するように、Raspberry Pi FoundationのHigh Quality Cameraは、大幅なアップグレードが施されており、ソニーの12.3メガピクセルの「IMX477」センサーを搭載する。Raspberry Pi Foundationによると、IMX477はIMX219の2倍のピクセル領域を提供するだけでなく、暗所での撮影性能を高める裏面照射型センサーアーキテクチャーや統合されたバックフォーカス調整リングも備えるという。

 前モデルは、低解像度の画像を生成する固定焦点モジュールを利用しており、暗所での撮影性能が不十分だったが、IMX477の採用により、そうした欠点が克服されている。Raspberry Pi Foundationが両方のモデルで撮影したサンプル写真を見比べると、High Quality Cameraがどれほどのアップグレードを提供するのかがよく分かる。同財団自身が「実際にかなり優れている」と証言している。

 シニアプリンシパルエンジニアのSimon Martin氏はブログ投稿で、「製品を構築するたびに、われわれは興味深いことを新たに学習する。High Quality Cameraでは、精密機械加工されたアルミニウムコンポーネントを大規模に製造することについて学んだ(今考えると滑稽だが、われわれは射出成形が難しいと思っていた)」と述べた。

 「この製品を無事に完成させるため、私は3年間を費やしてハードウェアを設計し、製造にこぎ着けたが、それはある意味で愛着があったからできたことだ」

 High Quality Cameraは、「Raspberry Pi 1 Model B」以降のカメラコネクターを備えた既存のRaspberry Piモデルと広く互換性がある。また、市販のCおよびCSマウントカメラレンズもサポートしており、Raspberry Pi Foundationもさまざまな交換用レンズ(25ドルから)を販売している。

 「Camera Module v2」の通常バージョンと赤外線バージョンの販売も継続される。

 最新のカメラボードの発売に合わせて、Raspberry Pi Foundationは「Official Raspberry Pi Camera Guide」もリリースした。このガイドでは、Raspberry Pi High Quality Cameraと以前のモデルの両方のハウツーとヒントが紹介されている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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