PaaS

デジタルリテラシーが低い社員でも使えるように--「kintone」導入企業の一工夫

企業が抱えるよくある課題を「kintone」でどう解決するのかを紹介する本記事、第3回は、デジタルリテラシーが低い社員にシステムを使ってもらえない、という壁に直面した「kintone」導入企業が課題を解決したケースを取り上げる。

 企業が抱えるよくある課題を「kintone」でどう解決するのかを紹介する本記事、第3回は、デジタルリテラシーが低い社員にシステムを使ってもらえない、という壁に直面した企業が課題を解決したケースを取り上げる。

新しいシステムを活用してもらうには工夫と努力が必要

 業務システムをリプレースしたり新規導入したりする際、最も重要なのは社内で使ってもらうことだ。せっかくコストをかけて入れたのに、使ってもらわないと無駄になるだけでなく、データが分散してしまう原因にもなる。経営陣からの命令となれば強制的に使うしかないが、デジタルリテラシーが低いと、活用しきれないことが多い。

 デジタルリテラシーの高い人は簡単に使いこなせるので理解しにくいかもしれないが、デジタルが苦手な人にとっては、これまで慣れ親しんできた業務フローを変えるのは、とても負担が大きい。新しいシステムを導入する際は、とにかくユーザーが使いやすいように考えることが重要になる。

 例えば、あるIT会社では、営業報告をkintoneアプリで行っているが、自分の名前を入力させないようにした。デジタルリテラシーが低い人は、データを照合する際、文字列がきちんと一致しなければならないということがわかっていない。「山田太郎」と入力しなければならないところ、苗字だけだったり、ローマ字やカタカナにしたり、姓名の間にスペースを入れたり、人によってはそのスペースが半角だったりする。そこで、ルックアップ機能を使い、自分の名前を呼び出して正確な文字列が入るようにしている。そのおかげで、デジタルが苦手な人でもきちんとしたデータを入力できるようになった。きちんと入力しろ、と命令してもミスが起きるだけなのだ。

編集部おすすめの関連記事

残り本文:約1998文字 ログインして続きを読んでください。

「PaaS」で読まれている記事

TechRepublic Japanで人気の記事

編集部オススメ

トレンドまるわかり![PR]

財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
PC・モバイル
新興技術
ITインフラ
クラウドサービス
クラウドストレージ
IaaS
PaaS
プライベートクラウド
OS・ミドルウェア
開発
データベース
運用
セキュリティ

ホワイトペーパーランキング

  1. 最先端のデータサイエンティストでいるための5つのヒント—AIによる高度化でデータの達人であり続ける
  2. 経理部門 554人に聞いた「新しい経理部門の働き方」 その実現に向けた具体的な行動指針を解説
  3. パンデミックに乗じたサイバー攻撃に屈しない 最新の脅威分析レポートに見る攻撃パターンと対応策
  4. DX時代にIBM i は継続利用できるのか? モダナイゼーション実施で考えておくべき5つの視点
  5. サイバー攻撃でPCに何が起きている? サイバーディフェンス研究所の名和氏が語るフォレンジックのいま

Follow TechRepublic Japan

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]