PLM/PDM PTCジャパン

3D CADソフト最新版「Creo 7.0」、ジェネレーティブデザインなどを搭載

PTCジャパンは、3D CADソフトウェア最新版「Creo 7.0」を発表した。「ジェネレーティブデザイン」「リアルタイムシミュレーション」「マルチボディ設計」といった新機能を搭載している。

 PTCジャパンは4月22日、3Dのコンピューター支援設計(CAD)ソフトウェアの最新版「Creo 7.0」を発表した。「ジェネレーティブデザイン」「リアルタイムシミュレーション」「マルチボディ設計」といった新機能を搭載している。今秋にはクラウドで演算する「Creo Generative Design Extension」、Ansysのシミュレーション技術をCreoに組み込んで活用する「Creo Ansys Simulation Extension」の提供を予定している。

 2011年のCreo 1.0からバージョンを重ねてきたが、最新版ではスケッチャーの操作性改善やモデルベースデザイン機能の拡張、抜き勾配を付けるドラフト機能の拡張やリアルタイムレンダリングなど、多くの場面で作業効率化を図った。

 米本社ディビジョナルバイスプレジデントでCAD事業担当ゼネラルマネージャーのBrian Thompson氏はCreo 7.0について「ジェネレーティブデザインやリアルタイムシミュレーション、マルチボディ設計(の実装)が大きなヘッドライン」と説明する。

PTC ディビジョナルバイスプレジデント CAD事業担当ゼネラルマネージャー Brian Thompson氏
PTC ディビジョナルバイスプレジデント CAD事業担当ゼネラルマネージャー Brian Thompson氏

 ジェネレーティブデザインは、2018年11月に買収したFrustumのエンジンを統合し、優先使用材料や製造工程などのシステムデザイン要件から最適なデザインを自動生成するというもの。

 「Creo Generative Topology Optimization Extension」をCreoに追加することで「設計者は、システムデザイン要件や盛り込む機能、材料や材質、製造方法に渡るまで把握する」(Thompson氏)。その結果、市場投入期間の短縮や革新的製品の提供、製品コストの低減を実現するという。

 熱や構造、固有値などの解析にも対応する。NASA向けの次世代宇宙服を設計するJacobs Engineeringはジェネレーティブデザインを活用することで、設計期間の20%短縮と軽量な部品設計を実現。その結果としてロケットの使用燃料を大幅に節約できるだろう、とコメントを寄せている。

ジェネレーティブデザインでは、用いる材料を指定することで形状の再確認が可能。最適化にはCPUとGPUを使用する
ジェネレーティブデザインでは、用いる材料を指定することで形状の再確認が可能。最適化にはCPUとGPUを使用する

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