PTCジャパンは4月22日、3Dのコンピューター支援設計(CAD)ソフトウェアの最新版「Creo 7.0」を発表した。「ジェネレーティブデザイン」「リアルタイムシミュレーション」「マルチボディ設計」といった新機能を搭載している。今秋にはクラウドで演算する「Creo Generative Design Extension」、Ansysのシミュレーション技術をCreoに組み込んで活用する「Creo Ansys Simulation Extension」の提供を予定している。
2011年のCreo 1.0からバージョンを重ねてきたが、最新版ではスケッチャーの操作性改善やモデルベースデザイン機能の拡張、抜き勾配を付けるドラフト機能の拡張やリアルタイムレンダリングなど、多くの場面で作業効率化を図った。
米本社ディビジョナルバイスプレジデントでCAD事業担当ゼネラルマネージャーのBrian Thompson氏はCreo 7.0について「ジェネレーティブデザインやリアルタイムシミュレーション、マルチボディ設計(の実装)が大きなヘッドライン」と説明する。
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