ウェブ会議

Zoom日本法人トップ、一連の事態を釈明「人的ミスで中国に接続する可能性あった」

ウェブ会議サービス「Zoom」に関する懸念が各所で話題となり、安全性を疑問視する声が拡大しつつある。日本法人トップの佐賀文宣氏が一連の事態について説明した。

 だが、一気に20~30倍の利用者増加に伴い、データセンター容量の変更など手作業で行っていた。弊社の人的なミスで大変申し訳ないのだが、セカンダリーとして中国のデータセンターが選ばれる可能性があったのは事実。

 発覚した時点で中国のデータセンターに接続しないように、トンネリングサーバーをすべて撤去するなど設定を変更し、仕様も変更した。加えて4月18日から、中国に限らずお客さまがセカンダリーへ接続するか選択できるようプログラムを変更する。

――特定地域のデータセンターオプトイン/アウトは、すでに表明しているが、それは有償契約企業に限られる。日本企業を安心させられるか。

 これまでもお客さまからご要望があれば、手作業でリージョン設定は可能だった。今回の仕様変更はお客さま側で指定しやすくなる、とご理解いただきたい。(無償の)個人ユーザーはデータセンターを選択できないが、以前の仕様だった中国のデータセンターに接続しない状態になっている。

――先ほど20~30倍の利用者増と話したが、Zoomを利用するユーザーが増える状況は続くだろう。また、「Zoom飲み会」といった当初想定できないような利用方法も増えてきた。映像と音声の遅延が懸念されるが、対応策はあるのか。

 各データセンターの容量増加とともに間もなく大阪データセンターを開設して負荷分散する予定だ。(利用者増に伴う映像や音声の遅延という)その心配は当てはまらないと思う。

――最後に読者へのコメントをいただきたい。

 新型コロナウイルス流行に伴うリモートワークで、仕事だけではく精神面も疲弊されている方が多いが、新型コロナウイルスもZoom(のセキュリティ)も不安な状況はよくない。弊社が行ったZoomへの対策と安全性をご理解いただき、皆さんが安心して目の前の問題に取り組めるような支援と、対応内容をお伝えしたいと思っている。

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