OS・ミドルウェア

「curl」コマンドでウェブサイトの読み込み速度をテストするには

「curl」コマンドは、さまざまなプロトコルを通してデータを転送するのに使用されるツールだ。同コマンドを使ってウェブサイトの読み込み速度をテストする方法を解説する。

 ウェブ管理者はデータを自分の親友にすることができる。ユニーク訪問者数、ブラウザー識別子、1回の訪問あたりの価値、コンバージョンあたりの費用、顧客転換率、セッションまたは訪問の総数、トップページ、トラフィックソース、サイトでの滞在時間、1回の訪問あたりのインタラクション、直帰率、離脱ページ。これらの測定データは、指揮系統で自分よりも上にいる人々との多くの会議で、武器として利用することができる。

 しかし、ウェブ管理者の仕事を助けてくれる測定データについてはどうだろうか。そうした測定データの1つが、ウェブサイトの読み込み速度だ。サイトの読み込みが遅ければ、顧客やクライアントはいら立ちを覚えるだろう。サイトの読み込み時間は、どうすれば測定できるのだろうか。もちろん、ブラウザーでそのページにアクセスして、ストップウォッチを押すことも可能だ。しかし、それを効果的に行うには、最初にブラウザーのキャッシュをクリアする必要がある。これをしないと、正確なデータが得られない。

 サイトの読み込み時間をより正確に計測する1つの方法は、「curl」コマンドを使用することだ。curlは、さまざまなプロトコルを通してデータを転送するのに使用されるツールである。これを使えば、かなりの精度でウェブサイトの読み込み時間を計測できる。

 このコマンドでは、以下のことが計測可能だ。

  • リクエストが応答を受け取るまでの合計時間(time_namelookup)。
  • リモートサーバーでTCP接続が完了するまでに要した合計時間(time_connect)。
  • ファイル転送が開始されるまでに要した時間(time_pretransfer)。
  • 最初のバイトがリモートサーバーに送信されるまでに要した時間(time_starttransfer)。
  • 応答を完了するまでに要した時間(time_total)。

必要なもの

 これを実行するのに必要なのは、以下のものだけだ。

  • curlコマンド(Linux、「Windows」「macOS」にインストール可能)。
  • テストするウェブサイト。

 本記事では、「Pop!_OS Linux」を使って説明を進める。

curlのインストール方法

 おそらく、読者の皆さんのLinuxディストリビューションにはデフォルトでcurlが含まれているはずだ。そうでない場合は、標準リポジトリにあるので、以下のようなコマンドでインストールできる。

sudo apt-get install curl -y
sudo dnf install curl -y

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