西武鉄道やプリンスホテルといった77の事業会社を統括する西武ホールディングス(豊島区、連結従業員数2万3677人)は、音声認識人工知能(AI)「AmiVoice」を活用した音声書き起こしソフト「AmiVoice MinutesWriter」を採用。議事録等の作成時間を3分の1に短縮するなど、業務を効率化しているという。3月23日、同ソフトを開発、提供するアドバンスト・メディア(豊島区)が発表した。
西武ホールディングスでは、ICレコーダー等で録音した音声を確認しながら議事録等を作成していたが、音声のテキスト化には多くの時間と人員を要していた。特に決算説明会の質疑応答やIRミーティング等の音声は、質疑の要点を漏らさずテキスト化し、迅速に開示資料を作成する必要があり、業務負荷が大きかったとしている。
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