コミュニケーション

レジリエンスを向上--日常業務にBCPを埋め込むためのリモートワークを考える

事業継続計画(BCP)はいったん立てれば終わりというものではない。常に外部環境の変化に対応して更新し続ける必要がある。そうした点で考えると、日常業務にBCPを埋め込むという選択肢も出てくる。

 日常業務にはあらゆる原因で中断が発生し得ます。企業規模の大小を問わず、従業員の仕事を妨げるようなイベントが発生します。このような業務中断は、自然災害からIT関連のインシデントあるいは通信障害など、数々の原因によって引き起こされます。問題は、私たちにどの程度の備えができているかです。

 企業の災害復旧(DR)計画がテクノロジーのうちのコアとなる要素、データセンター、クリティカルなインフラストラクチャとシステムに注力するのに対し、事業継続計画(BCP)は、このようなイベントによる業務への影響を最小限に抑える、あるいは完全に防止することを目的とし、より幅広く組織全体を対象とします。

 たとえばITシステムにはまったく問題ないが、従業員がそれにアクセスできない状況を想定してみてください。職場へ辿り着くことができず、また職場がリモートワークに対応していないとします。このような状況で業務を継続するにはどうすれば良いでしょうか?

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