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ローコード開発の可能性--有用なユースケースを考える

ローコード開発は、プログラミングの知識がないユーザーだけのものではなくなってきている。ソフトウェア企業WaveMakerの幹部がローコードの用途について語った。

 Gartnerによると、ローコード開発は2024年までに65%以上のアプリケーション開発で使われるようになるという。

 ソフトウェア企業WaveMakerの製品管理担当シニアディレクターであるMayur Shah氏は、ローコードプラットフォームによって事業部門と開発者のコラボレーションが進み、ビジネスに長期的な影響が及ぶ可能性があると述べた。

 「新しいアプリケーションを開発する際に、関係者とソフトウェア開発者が繰り返し協力して取り組めることが、ローコードプラットフォーム特有の利点だ」と同氏は語る。

 このようなビジュアル的な操作によるソフトウェア開発は、マーケティング部門や経理部門を越えて、ソフトウェア開発者の手に戻りつつある。テクノロジーが専門ではない事業部門向けに作られたローコードプラットフォームもあるが、WaveMakerの製品は、アプリ開発プロセスを簡便化することで、IT部門の生産性を高められるように設計されている。

 「ローコードはこの6年あまりで成熟し、事業部門だけではなく開発者向けのものになってきている」(Shah氏)

 WaveMakerはコードの自動生成によって日常的なタスクに対応できるため、アプリ開発者は新しいソフトウェアのスケーリングやデプロイに集中できる、とShah氏は述べた。

 その一例が、ユーザーインターフェースの設計と、Salesforceなどの他のシステムとの統合を組み合わせた、WaveMakerプラットフォームのプレハブ式ユニットだ。

 「すべての表とSQLクエリーをインポートするだけではなく、RESTful APIも生成する」とShah氏は述べる。

 アプリケーション開発とデリバリー用のローコード開発プラットフォームに関する「Forrester Wave」レポートでは、この分野のトップ企業としてMicrosoft、OutSystems、Mendix、Koney、Salesforceの名前が挙がっている。WaveMakerは、MatsSoftやThinkwiseとともに、「Contender」カテゴリーに選出された。同レポートによると、基本的なウェブアプリケーションとモバイルアプリケーションの開発サービスは必要最低限のもので、大手ベンダーは自社のプラットフォームにビジネスプロセスオートメーション、リアルタイムアプリケーション、AIサービスを付け加えているという。

 WaveMakerが適しているのは、ローコードプラットフォームを使ってフルスタック開発者になりたいサーバーサイド「Java」開発者だ、とForresterは書いている。また、WaveMakerが「Angular7」「Spring」「Hibernate」を使用していることは、そうしたオープン標準ベースのフレームワークの知識がある開発者にとって、プラスであるという。

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