本連載では、筆者が「気になるIT(技術、製品、サービス)」を取り上げ、その概要とともに気になるポイントを挙げてみたい。今回は、東京都水道局が「IBM Watson」を活用した顧客対応を開始した動きについて取り上げる。
東京都水道局が「お客さまセンター」にAIを導入
東京都水道局は先頃、顧客からの電話の問い合わせに対応する窓口「お客さまセンター」にIBMの人工知能(AI)技術「IBM Watson」を導入したと発表した。顧客サービスのさらなる向上を図るのが狙い。こうした顧客対応へのAI活用は、東京都庁として初めての取り組みとなる。
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