従業員体験管理システム「EmployeeXM」を開発、提供するQualtricsの日本法人クアルトリクスは2月26日、「2020年従業員エクスペリエンストレンド」に関する調査レポートを発表した。同調査によると、日本における「従業員エンゲージメント」は、調査対象となった世界17の国と地域の中で最も低くなっているという。
今回の調査は、「職場での体験」のうちどのような要素が従業員に影響を及ぼしているかを理解した上で、企業がどのような改革を実行すべきかの知見を得るために実施された。
従業員エンゲージメントについて、Qualtricsは、企業や組織の発展に貢献するため、職場において従業員がどのような考え方や感情を持ち、行動しているかという姿勢を意味すると考えている。企業や組織の方針や戦略に共感し、誇りを持って自発的に仕事に取り組んでいるような人々を「エンゲージしている従業員」と捉えている。
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