最高財務責任者(CFO)は、デジタル変革(DX)について明確な判断を下しかねている。自動化については楽観的だが、次に何をすべきかについては確信を持てないでいる。
クラウドソリューションプロバイダーのSageは、米国のCFOや財務ディレクター、経理担当者、コントローラーが同変革にどのように対処しているのかを明らかにするため、社内の意思決定者を対象に調査を実施した。「CFO 3.0 - Digital Transformation Beyond Financial Management」で、調査回答者は自動化に価値を見いだしていることやスキル不足を懸念していることを報告した。
Sageの調査では、CFOの90%がいくつかのプロセスを自動化して効率性を高めたこと、そして、自動化によって実際に生産性が向上したことが明らかになった。財務部門のリーダーたちは、業務の最適化とコンプライアンスプロセスの合理化において、自動化の恩恵が最も大きいと考えている。
その一方で、従業員は自動化の拡大に対する準備ができていない、と調査回答者の82%は述べた。
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