IEEE Spectrumの言葉を借りると、「Python」はこの数年、プログラミング言語界の「大物」であり続けている。同誌が発表した2019年の年間リストでは首位を獲得した。
「Pythonの人気を少なからず押し上げている要因が、莫大な数の専用ライブラリーだ。特に人工知能分野のものは非常に充実している」(IEEE)
Pythonは各種ランキングで継続的に主役の座を射止めており、業界観測筋はその主な理由として、英語のように読むことができる非常に習得しやすいプログラミング言語である点を挙げた。コーディング言語を学ぼうと考えている人にとって、これはPythonを選ぶ大きな理由になる。
なぜPythonを学ぶのか
ファイナンシャルプランニング企業のCubeでバックエンドエンジニアを務めるBennett Garner氏によれば、Pythonは統計学やデータビジュアライゼーションなど、大規模なデータセットを利用する研究において人気が上昇しているという。
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