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「OneNote」の可能性--デスクトップ版と「Store」版のコードベース統合で実現すること

「OneNote」のデスクトップ版と「Microsoft Store」版のコードベースが統合される。これにより、両方のバージョンに同じ新機能を追加できるようになる。また、「Fluid Framework」に対応し、他の「Office」アプリの機能の移植も容易になるという。

 デスクトップ版「OneNote」は、決して「死んだ」わけではない。サポート対象からは外れていないが、「Office 2019」に「OneNote 2016」が含まれていなかったことで、「メインストリーム」という印象が薄れ、「レガシー」感が強まった。「Ignite 2019」カンファレンスでは、OneNote 2016がOffice 2019の他のアプリと同じサポートライフサイクルとなり(メインストリームサポートは2023年10月まで、延長サポートは2025年10月まで)、デフォルトのOfficeインストールに再度含まれるようになる(2020年3月)ことが発表されたほか、デスクトップ版と「Microsoft Store」アプリのコードベースが統合されるという発表もあり、多少の混乱が生じた。

 これは、デスクトップ版ではなくStore版の終了を意味するのだろうか。そうではない。OneNote担当プリンシパルプロダクトマネージャーのBen Hodes氏によると、選択肢を与えることが狙いだという。同氏は「自分の好きな方法でメモをとれるようになる」と述べた。

 「当社が『一生分のメモをすべて保存できる1つの場所』と言うとき、その1つの場所とはOneNoteのことだ」とHodes氏。「特定のエンドポイントやバージョンではない。OneNoteだ」

 したがって、OneNote 2016の開発が再開される一方で、「OneNote for Windows 10」の開発作業も活発に進んでいる。Microsoftは、Windows向けの2つのバージョンのコードベースを2020年の早い時期に完全に統合したい考えだ。ただし、「Mac」版、「iOS」版、「Android」版が同一のアプリケーションにはならないのと同じように、2つのWindowsバージョンが統合されるわけではない。Microsoftは今後18カ月にわたって、OneNote 10の機能強化をOneNote 2016に移植し、同じ新機能を両方のバージョンに追加していく予定だ。

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