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2020年に学ぶべきプログラミング言語--識者の意見と著名サイトの統計から考える

複数のプログラミング言語を使えるようになれば、収入アップの実現につながる。2020年に新たにプログラミング言語を習得するとしたら、どの言語を選ぶべきだろうか。

 ChetuのPravin Vazirani氏は、「クラウドコンピューティング、人工知能(AI)、ロボティックプロセスオートメーション(RPA)、データアナリティクス、モバイルコンピューティング、拡張現実と仮想現実(AR/VR)、モノのインターネット(Internet of Things:IoT)などの分野に、強い牽引力と盛んな勢いを感じている」と述べた。

 「これらの分野に関わる言語の知識は必須になりそうだ。該当するテクノロジーが主流になるにつれて、今後需要が高まるだろう。とりわけ、フロントエンドとバックエンドの双方のプログラミングで必要とされるJavaScript関連のテクノロジーは、現代のソフトウェア開発の根底にあり、あらゆる開発者が必ず知っておくべき言語の1つだ。Angular、React、『Go言語』(Go)、Node.jsなどの言語が必要になることもあるだろう」とVazirani氏。

 「さらに、クラウドコンピューティングにおける『Docker』など、DevOps関連テクノロジーについても知っておかなければならない。というのも、データストレージをクラウドに移行する企業が増えているからだ。他の言語やプロセス、たとえばIoT開発向けの組み込みプログラミング、AR/VR用の『Unity』、『Flutter』『Xamarin』『React Native』などのクラスプラットフォームのハイブリッドモバイルプログラミング言語の知識もあれば理想的だろう」

 JumpModelのCarswell氏は次のように語る。「これこそはという言語が1つある。JavaScriptだ。ブラウザーで使われるものを作成している場合、その99%は、JavaScript関連のものを使うのが最善の方法だ。次のステップとしては、ReactやAngularのような動的なシングルページライブラリーの経験を積む必要がある」

 一方で、Carswell氏はこうも述べている。「.NETのウェブフォームは完全に終わった。また、バックエンドやホスティングにクラウドプラットフォームを使った経験がまったくないカスタム開発者は、不利な立場にいる。定義済みのクライアントサーバーをオンレプミス環境で使用する時代は終わった」

今後は

 Lucas Groupでテクノロジー部門ゼネラルマネージャーを務め、全米規模のIT人材採用担当者チームを率いるDavid Armendariz氏は、「2020年に人気を集める5大テクノロジースキルは、Python、React、Angular、機械学習、Dockerになりそうだ」と述べた。

 ウェブデザイン企業Capitol Tech SolutionsのCEOであるBobby Reed氏は、目標と言語スキルを一致させることの必要性を認め、次のように語った。「これは、自分がどのようなコーディングをしたいかによって変わる。ウェブアプリケーションの開発では、JavaとC#が現在の人気言語であり、両方とも広く使われている。フロントエンドの開発では、JavaScriptベースのフレームワークを使用することが多いため、JavaScriptの知識が必須だ」

 「当社は『Angular.js』とReactを薦めている。アプリを開発したいなら、XamainとReact Nativeだろう。どちらも『iOS』と『Android』の両方に対応するフレームワークだ。また、ウェブアプリを開発する場合、ほぼすべてのアプリケーションが何らかの方法でデータを格納する必要があるため、SQLの基礎も重要になる」

新年を迎え、新しい言語を

 2019年のトップはどの言語だろうか。以下のリストは、TIOBE Indexにおいて各年に最も人気の高かったプログラミング言語だ。

  • 2018年:Python
  • 2017年:C
  • 2016年:Go
  • 2015年:Java
  • 2014年:JavaScript
  • 2013年:「Transact-SQL」
  • 2012年:「Objective-C」
  • 2011年:Objective-C
  • 2010年:Python

 TIOBEのウェブサイトにはこう書かれている(本稿執筆時点)。「TIOBEは2019年のプログラミング言語を2020年1月に発表する。候補に挙がっている言語は、Java(+1.3%)、C(+1.8%)、Python(+1.9%)、C#(+1.4%)の4つだ。この4言語はすべてトップ5内に入っている。2019年にランキングポイントが下がったのはC++だけだ。トップの本命はPythonである」

 もちろん、希望する職種によって違いはあるが、新しいコンピューター言語を習得することに注意を向ければ、自分のスキルセットの幅を広げる(そして収入を増やす)ことができるだろう。

提供:Getty Images/iStockphoto
提供:Getty Images/iStockphoto

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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