米TechRepublicのKaren Roby記者が、FuzeのLisa Walker氏とEgeneraのScott Harris氏にインタビューし、完全なリモート環境に移行する企業や、それに伴う課題と利点について聞いた。以下では、そのインタビューを書き起こして編集した内容を紹介する。
Roby記者:Lisa、100%リモートに移行したいという企業の需要はどれくらいあるのでしょうか。
Walker氏:私が最後に見た試算では、米国の企業100社が完全にリモートに移行していました。つまり、まだ本当に初期の段階ということです。現時点ではハイブリッドアプローチの方が多く、企業は慎重に試しながら一定のリモートワークを許可しています。100%リモートへの移行を進めているのは大胆な企業ですし、今は始まりの段階にすぎません。そのような企業の多くは比較的新しい企業で、ソフトウェアやサービスの会社です。
最初からリモートの採用を検討する方が、ある程度歴史のある企業で大規模な移行を実行するより、ずっと簡単だと思います。今後は移行が進むと思いますが、まだ始まったばかりで、リモートを最初から自社のDNAに組み込むことのできる新しい企業で採用されています。
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