人事・労務

“出勤”をやめる--柔軟な勤務とテレワークでチームの活気を上げる

クラウドやモバイルなどのテクノロジーによって、かつてでは考えられなかったワークスタイルが可能になっている。そうしたことからは現在は“出勤する”という習慣を捨ててしまうことも可能になっている。

 現在、ビジネスデータの47%がクラウドに保存されており、仕事上必要な情報にどこにいても簡単にアクセスできます。2017年の時点でアメリカ人の43%が「少なからず数時間はリモートでの作業を行っている」という調査結果が出ていますが、テクノロジーによってデータへのアクセスが容易になったため、これは全く不思議なことではありません。

若い労働力と需要の変化

 従来の勤務体系からの変化の原因の一つとして、労働力に関する人口統計の変化も大きな要因となっています。

 ミレニアル世代(1990年代半ばから2000年代初期生まれの世代)の働き方がそれ以上の年代とどのように異なるかを知っていますか? ミレニアル世代の70%が働き方の柔軟な選択肢を求めており、勤務時間を重視する企業が新しい考え方を受け入れることを望んでいます。

 さらにミレニアル世代の後の“Generation Z(Z世代)”も労働力人口に参加する年齢に達しています。ミレニアル世代が常にオンラインで仕事と過剰につながっている状態をよく指摘されますが、Z世代はネットに接続されているモバイル端末がなければ時間を記憶できないのです。

 これはミレニアル世代よりもZ世代がよりデジタルと深くつながっていることを意味しており、これからの労働力であるZ世代も、仕事に対してすべてがオンデマンドで便利に使用できる状態であることを期待しています。

“出勤”の慣習を捨てることの利点

 既存の“出勤”の慣習を捨てることに不安を抱えている企業は少なくありません。しかし、多くの企業が成果を重視するように変化しており、勤務時間や勤務場所を重視する企業は減ってきています。

 従業員に柔軟性の高い勤務条件を提供することで、大きなメリットが生まれます。通常のオフィス環境やスケジュールに縛られず仕事ができる選択肢を与えることで、生産性の平等だけでなく、実際に生産性の向上が期待できます。

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