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Linuxで「iperf」を利用--ネットワークスループットをテスト

「iperf」は、サーバーが処理できる最大ネットワークスループットを測定し、結果を報告する。

 ネットワーク管理者の仕事の1つは、ネットワークとそこに接続されたサーバー群が常に可能な限り効率的かつ確実に動作している状態を維持することだ。ネットワークの速度低下などの問題が発生した場合に備えて、トラブルシューティング用のツールを用意しておく必要がある。利用可能なツールは数多く存在するが、どれを利用すればいいのだろうか。Linuxサーバーで使用できるツールの1つに「iperf」がある。

 iperfはコマンドラインのみのツールで、ネットワーク速度の問題を診断するのに使用される。iperfは、サーバーが処理できる最大ネットワークスループットを測定し、結果を報告する。サーバーの最大スループットが本来の数値よりも低い場合、特定のサーバーがネットワークの速度低下を引き起こしている可能性がある。

必要なもの

 iperfは、ほぼすべてのLinuxディストリビューションにインストール可能だ。これを利用するには、2台のLinuxマシンが必要である。使用するマシンはサーバーでもデスクトップでも構わないが、ネットワークの速度低下を引き起こしているデスクトップマシンがある場合を別にすれば、おそらく少なくとも1台はサーバーになるはずだ。

 本記事では、「Ubuntu Server」と「Ubuntu Desktop」インスタンスを使って説明を進める。

iperfのインストール方法

 まず、両方のLinuxマシンにiperfをインストールする必要がある。iperfはほとんどのディストリビューションの標準リポジトリにあるので、読者の皆さんが使用しているLinuxバージョンの標準のパッケージマネージャーでインストール可能だ。例えば、「Ubuntu」(または、ほかの「Debian」派生ディストリビューション)では、以下のコマンドでインストールできる。

sudo apt-get install iperf -y

 インストール方法の説明は以上だ。これで、iperfを使用する準備が整った。

iperfの使用方法

 まず、問題のあるサーバーで、iperfを待機モードで実行する必要がある。これを行うには、サーバーにログインして、以下のコマンドを実行する。

iperf -s

 iperfがTCPポート5001で待機していることが分かる(図A)。

図A:iperfが待機している。
図A:iperfが待機している。

 次に、もう1台のLinuxマシンに移動して、iperfが待機しているサーバーをテストする。これは、以下のコマンドで実行可能だ。

iperf -c SERVER_IP

 SERVER_IPは、iperfが待機しているサーバーのIPアドレスだ。

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