2020年が明けた。朝日インタラクティブが運営するZDNet Japan(以下、ZD)は大企業のIT部門を中心に、TechRepublic Japan(同TR)は中堅中小企業のIT部門と大企業の非IT部門を中心に、それぞれ議論すべき話題を提供している。2つの編集部が意見を出し合い、2019年を振り返りつつ、2020年は何を議論すべきなのかをまとめた。第1回から引き続き、参加者は以下の通り。
ZDNet Japan編集部:國谷武史(編集長)、藤本和彦、大場みのり、海外記事担当(以下、海担)
TechRepublic Japan編集部:田中好伸(編集長、ZD副編集長を兼務)、河部恭紀、藤代格

(左から)TechRepublic田中編集長、ZDNet國谷編集長 撮影:山川晶之 (編集部)
「カスタマーサクセス」が主張される時代
ZD國谷:今回の「カスタマーサクセス」は、これまでとは毛色の異なるテーマですが、カスタマーサクセスはどの企業にも共通するテーマやキーワードとして浸透しているのでしょうか。
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