オートメーション・エニウェア・ジャパン(AAJ)は12月11日、ロボティックプロセスオートメーション(RPA)関連の光学文字認識(OCR)を組み込んだ人工知能(AI)技術「IQ Bot」に関する記者説明会を開催した。
RPA活用の成否を分ける「内製化」
説明会の冒頭、AAJのパートナーマーケティングでシニアマネージャーを務める米田真一氏が同社RPAプラットフォーム「Automation Anywhere Enterprise A2019(Enterprise A2019)」が発表された2019年10月以降における市場状況や同社に関するアップデートを紹介した。
Automation Anywhereは現在、全世界で顧客数が3500社を超え、170万ロボット以上が導入されており、1社あたり約500ロボットが使われていることになるという。同社では、RPAのロボットを"デジタルの派遣社員"と言える「デジタルワークフォース」と捉えていることから、「1社で500人の仮想労働者を派遣しているのと同じ」と米田氏。同社では、2020年までに300万のデジタルワークフォースを雇用する世界最大の企業になることを目指しているという。
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