「Ultimate Hacking Keyboard」(UHK)をレビューした筆者は、Kinesisから連絡を受け、UHKと「Freestyle」キーボードを比較した際に、旧モデルのKinesis Freestyleを使用していたことを指摘された。その明らかな「誤り」を正すために、Kinesisは1台のキーボードを貸与品として送ってきた。筆者の日々の活動を支えるUHKと比較してほしいという。
受け取った箱を開けて出てきたのが、Kinesisの「Freestyle Pro Quiet」モデルだ。包装を解き、組み立ててみると、ある重要な機能が以前とは異なっていること、そしていくつかの機能は変わっていないことに気が付いた。
Kinesis Freestyle Pro Quietのスペック
詳しい比較に移る前に、Kinesis Freestyle Pro Quietのスペックを確認しておこう。
- OSサポート:「Windows」「macOS」「Linux」「Android」「Chrome」
- メカニカルキースイッチ:「Cherry MX Quiet Red」、押下荷重45g、キーストローク4.1mm
- サイズ:15.5インチ×7.25インチ(約39.37cm×18.41cm)
- 重量:2.6ポンド(約1.17kg)
- 長さ調節できる連結ケーブルの長さ:12〜21.5インチ(約30.48〜54.61cm)
- USBケーブルの長さ:6フィート(約1.82m)
これが基本ユニットだ。Kinesisからは、キーボードとは別に「Freestyle VIP3 Pro」も送付されてきた。こちらはパームレストと傾斜ユニットがセットになったアクセサリーだ。
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