その他セキュリティ NEC

「生体認証技術のNEC」を決定づける虹彩認証の行方

本連載では、筆者が「気になるIT」を取り上げ、その概要とともに気になるポイントを挙げてみたい。今回は、NECの虹彩認証技術を取り上げる。

新たな活用法が見出されそうな虹彩認証技術

 NECは「Bio-IDiom」ブランドのもと、虹彩、顔、指紋に掌紋、指静脈、声、耳音響の6つの生体認証技術を有しており、世界約70の国と地域に1000以上のシステムを導入している。そのうち、虹彩認証技術は出入国管理や国民IDサービスなどで活用されている。

 また、米国国立標準技術研究所(NIST)が実施した虹彩認証技術の精度評価テストにおいて、ナンバーワンの照合精度(99.33%)を有するとの評価を獲得している。

 今回、この虹彩認証技術と新たに開発した撮像技術を組み合わせることにより、利用者は立ち止まることなく、歩きながらでも本人認証を可能にした格好だ。

 NECはこの新たに開発した「歩きながらでも虹彩認証を可能にする技術」を、先週、都内で開催した「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2019」で、セキュリティゲートへの適用として展示、実演。筆者も目の当たりにしたが、確かにスムーズに認証が行われていた。

 NECの生体認証技術といえば、とくに顔認証が注目を集めて採用実績を伸ばしているが、これに虹彩認証がさまざまな用途で使われるようになれば、「生体認証技術のNEC」をさらに決定づける流れになるだろう。顔認証と虹彩認証は用途として重なるようにも見受けられるが、虹彩認証は新たな活用法が見出されるのではないか。そんな気にさせる新技術である。

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