RDBMS

「SQL Server 2019」の方向性--「Kubernetes」連携やビッグデータ機能を強化

「SQL Server 2019」はリレーショナルデータと非構造化データを合わせて扱うことができ、データを利用しやすくなるという。マイクロソフトのゼネラルマネージャーに話を聞いた。

 「Microsoft Azure」のSQLデータベースサービスと「SQL Server」製品は、最初はそれぞれ別のコードをベースとしていたが、Microsoftは数年前にコードベースを統一し、両製品間でのアプリケーションの互換性を確保した。そこでSQLチームが気づいたのは、顧客はデータベースアプリケーションをクラウドに移行したいだけでなく、複数のデータベースを管理する複雑さを緩和したいと考えているということだ。

 Azure Data & AI担当ゼネラルマネージャーのJohn 'JG' Chirapurath氏は米TechRepublicに対し、「クラウドの時代においてもSQL Serverに対する関心は非常に大きく、SQL Serverとは何かという価値提案を拡大する機会があった」と述べた。そこから生まれたのが、「SQL Server 2016」の「PolyBase」テクノロジーと、「SQL Server 2017 for Linux」だ。Chirapurath氏は「PolyBaseを使用することで、SQL Serverの共通言語である『T-SQL』で各種データソースにクエリを送信することができる」としている。一方、SQL Server 2017 for Linuxについては、「これまでのSQL Serverで最も重要なリリースの1つであり、おそらくこれまでで最も成功したバージョン」と評する。ダウンロード数は18カ月間で2000万回を超える。ダウンロード数が伸びた一因は、コンテナーサポートによってデプロイが容易になることだ。

PolyBaseにより、「Hadoop」からデータを読み取るTransact-SQLクエリをSQL Server 2016で処理できる。同じクエリでSQL Serverのリレーショナルテーブルにもアクセス可能だ。
PolyBaseにより、「Hadoop」からデータを読み取るTransact-SQLクエリをSQL Server 2016で処理できる。同じクエリでSQL Serverのリレーショナルテーブルにもアクセス可能だ。
提供:Microsoft

「Kubernetes」でのビッグデータ利用をシンプルに

 Chirapurath氏によると、顧客はKubernetesでSQL Serverを使いたいだけでなく、簡単に使用できることも望んでいたという。

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