ITを取り巻く環境は常に変化し、企業は変化に対応する即応性が求められる。この環境下でチャットツール「Slack」が3つの視点からビジネスコラボレーションハブとして役立つと強調するのは、Slack Japan ビジネスグロース・マネージャー 生垣侑依(いけがき・ゆい)氏。
同氏は「社内のさまざまなワークフローを集約し、既存ソフトウェアへの投資効果を最大化する。そして、組織のアライメントとアジリティを推進できる」と表現した。

Slack Japan ビジネスグロース・マネージャー 生垣侑依氏
現場の利便性向上を目的にボトムアップ型で普及してきたSlackだが、生垣氏は「企業戦略を加速するためには、『ビジネスゴールの定義』『協力部門との合意』『戦略策定』『ユースケース策定』『効果測定』の5ステップを定義し、ビジネスゴールを達成させる」取り組みが欠かせないと語る。
このアプローチを実践したのが、NECネッツエスアイとメルカリだという。9月17日に開かれたイベント「Frontiers Tour Tokyo」で「企業戦略を加速するSlackの活用事例」と題したセッションでメルカリとNECネッツエスアイが登壇して、実際のところを語った。
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