新しい働き方の浸透は効果をもたらす反面、新たな課題も生み出しつつある――。ITRは、従業員数1000人以上の企業に正社員として勤務するデスクワーカーを対象に、働き方改革の効果と働き方改革で生じる課題についての意識を6月にアンケートで調査。9月10日に発表した。
働き方改革による効果の実感度を10項目について5段階で確認し、回答を指数化したところ、全体の平均指数は全項目ともプラス水準となっている。とりわけテレワークを日常的に(週3時間以上)実施しているテレワーク実施者は、その実感度合いが極めて高いことが明らかとなっている(図1)。
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