人事・労務 コミュニケーション

アプリの検索に1週間あたり1日--未最適なITが職場にもたらす混乱の将来

今日の仕事の基盤となっているツールやソフトウェアは人間に奉仕するどころか、人間がツールやソフトウェアに奉仕している――。職場で活用されるITは最適化されていないために混乱の原因となっているのかもしれない。

 私たちがいつか、私たち自らが作ったマシンの奴隷になるというのはありがちなストーリーであり、おそらくは私たちが本質的に抱いている不安でもあります。

 「魔法使いの弟子」と呼ばれる詩は、1797年という早い時代におけるこの例であり、魔法使いの弟子が仕事を代わりにやらせようとホウキに魔法を掛けたが、そのホウキが手に負えなくなってしまったところが描かれています。魔法を掛けられたホウキが作り出した混乱の後始末には、最初に手伝ってもらったときの楽さをはるかに上回る手間がかかりました。

 この物語は人工知能(AI)が「支配権を握り」、私たちが「マシンの勃興」の前にひれ伏すという、ディストピア的なSFへの道を拓きました。しかし、このような恐怖は理にかなったものでしょうか?

 今日の私たちがすでにマシンをコントロールできなくなっているところを見れば、この恐怖は確かにもっともなものかもしれません。私たちはAIの未来について、その倫理的リスクの議論に時間を費やしますが、目の前に何があるかを見ようとはしていません。現実には今日の仕事の基盤となっているツールやソフトウェアはもはや人々に奉仕しておらず、私たちがそれらに奉仕しているのです。

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