大多数(70%)の組織では、内部の人間による攻撃がより頻繁に発生するようになっており、60%の組織は過去12カ月に少なくとも1回の攻撃を経験しているという。Nucleus Cyberが「2019 Insider Threat Report」(2019年内部脅威報告書)で明かした。同社は、Cybersecurity Insidersと共同で調査を実施し、その結果を先頃発表した。
この報告書では、Cybersecurity Insidersコミュニティーの40万人のメンバーを対象に調査し、現在のサイバー脅威環境で電子メール攻撃がどの程度広まっているのかを特定した。回答者の約68%は、電子メール攻撃に対して「中程度~非常に」無防備だと感じていると述べた。85%は、それぞれの攻撃が引き起こした損害を完全に把握するのは難しいと回答した。
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