中小規模企業(SMB)のビジネスリーダーの大半(66%)は、自分がサイバー攻撃の被害に遭うとは考えていないという。先頃発表されたKeeper Securityの「2019 SMB Cyberthreat Study」(2019年SMBサイバー脅威調査)から明らかになった。SMBは自らが危険にさらされているとは考えていないが、Keeperの依頼を受けてPonemon Instituteが過去に実施した調査で、それが事実と異なることが判明している。具体的には、67%のSMBは過去1年以内にサイバー攻撃を受けたことがある。
2019 SMB Cyberthreat Studyでは、従業員500人以下の組織で意思決定に関わる上級幹部500人以上を対象に調査を実施した。同調査報告書によると、SMBでは、サイバー攻撃に関する認識と現実の間に大きなギャップがあるという。どんな規模の企業でも攻撃を受ける可能性があることを理解していると述べた回答者は、わずか12%だった。
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