セキュリティ

パスワードマネージャー入門--セキュリティ強化と利便性向上を両立するツール

パスワードマネージャーを使うと、パスワードを安全に保存して簡単に呼び出すことができる。2要素認証と並ぶ必須のセキュリティ対策だ。

 現代社会に生きていて、オンラインパスワードを1つも持っていない人などいないはずだ。

 パスワードはあらゆる場所で使われている。非常に広い範囲に浸透しており、米国の平均的なインターネットユーザーは、パスワードで保護されたアカウントを約130個持っているほどだ。サイバーセキュリティのプロにパスワードについて聞いてみると、1つ1つ異なるパスワードを使用すべきだが、そのための手段はない、という答えが返ってくるだろう。

 サイバー犯罪がまん延する現代において、これは問題だ。パスワードを1つ盗まれると、パスワード関連の問題が多数発生するおそれがある。ハッカーは電子メールとパスワードを試して一致するものを探し、ウェブサイトに侵入しようとするからだ。

 インターネット上で安全を確保するには、保護の層を1枚厚くする必要がある。2要素認証を使える場面では使うべきだが、安全対策としてやるべきことはそれだけではない。

 パスワードマネージャーが必要だ。

どんなものなのか

 本質的には、パスワードを保管するための暗号化された格納庫だ。パスワードマネージャー自体もマスターパスワードによって保護されている。パスワードマネージャーに保管されているパスワードにアクセスするには、マスターパスワードを知っていなければならず、多くの場合、2つめの認証要素も必要になる。

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