AI・機械学習

AIがもたらす衝撃は領域で異なる--AI科学者が語る第3次AIブームの今

「Microsoft Kinect」の人間姿勢推定システム研究に関与し、現在はAppierでチーフAIサイエンティストを務めているMin Sun氏に現在の人工知能(AI)の開発の方向性や未来を聞いた。

 人工知能(AI)を活用したカスタマーエンゲージメントプラットフォーム「AIQUA(アイコア)」などのAI関連技術を台湾から発信するAppier(エイピア)。2018年7月26日にImageNetプロジェクトに参画、「Microsoft Kinect」の人間姿勢推定システム研究に携わってきたMin Sun氏がチーフAIサイエンティストとして就任した。Sun氏は、過去3年間に主要なAI学会で22本の研究論文を発表、2つの米国での商標を保有している。Sun氏へAIにまつわるいくつかの課題について話を聞いた。

領域で異なるAIの活用方法

――日本でもAIはハイプサイクルで言うところの幻滅期を迎えており、初歩的なビジネス活用が進みつつある。AIによるアウトプットが、今後のテクノロジーやビジネスを左右する存在だと認識しているが、この意見に対する是非を含めて、今後のAIの研究や開発がどの方向に進むべきか。

 AIは非常に幅広い分野で活用される可能性があるものの、よく知らない方々が間違った形で使ってしまうリスクも含んでいる。幻滅期に差し掛かっているという質問だが、領域によって異なるだろう。たとえばデジタルマーケティング領域においては、高い次元のデータが存在し、結果として広告のパフォーマンスにつながる。

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