クラウドサービス

「Azure」を自社データセンターに拡張--MSのアプライアンス「Azure Data Box Edge」

「Azure Data Box Edge」は、「Azure」へのデータ転送機能とエッジコンピューティング機能を備えたアプライアンスだ。同製品の機能や用途を、「Azure Data Box」シリーズの他の製品とあわせて紹介する。

 Microsoftの「Azure Data Box」デバイスファミリーは、同社のクラウド移行サービスの売り込みにおける重要な部分だ。データセンターからクラウドへのデータの移行では、帯域幅に関係なく、問題が発生する可能性がある。その根底にあるのは、大量のデータを複数回送信するのか、それとも情報を絶え間なく送信するのかという問題だ。

 Data Boxファミリーの大半の製品では、(比較的)低速なネットワーク接続でデータを送信するのではなく、Microsoftからディスクが送られてくる。ユーザー側でディスクにデータを書き込んで、返送する形だ。「バックアップテープを満載したピックアップトラックの帯域幅を甘く見てはならない」と言われるように、最新の高密度ハードドライブなら、かなりの量のデータを送ることができる。「Data Box Disk」は40TB未満のデータ、「Data Box」は最大100TBのデータに対応する。「Data Box Heavy」は一度に500TB以上のデータを転送できる1PBのデバイスだ。

ディスクでクラウドにアップロード

 この3つのData Box製品は、オンライン/オフラインでクラウドにデータを転送するAmazonのツール「AWS Snowball」に似ている。クラウド移行の一環として、既存のデータをすべてAWSに移す場合に使うツールだ。データを移行したら、データ処理サービス全体をオンプレミスのサーバーとストレージからAzureに切り替えて、Data BoxをMicrosoftのいずれかのデータセンターに運んでいる間にロードされたデータは、VPN経由で同期することができる。

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