人事・労務

これからは“世代”の多様性も--若者を取り込む、職場の再設計を考える

ダイバーシティに関する議論は性別、人種、文化的なものに集中する傾向があるが、取り入れるべきもうひとつとして世代のダイバーシティも考慮する必要がある。

 ダイバーシティは多様な考え方を育むとともにより豊かで迅速なイノベーションを生み出す、あらゆる企業にとって有益な要素として知られています。このダイバーシティにはさまざまなかたちが存在しますが、それに関する議論は性別、人種、文化的なものに集中する傾向があります。企業が取り入れ始めている、また取り入れるべきもうひとつのものに、世代のダイバーシティがあります。

 ベビーブーマー(1946〜1964年頃に生まれた人々)からX世代(1960年代初〜1970年代生まれ)、Y世代(1980年代初〜1990年代中頃生まれ)、Z世代(1990年代中頃以降生まれ)まで、職場のあらゆる世代にはそれぞれの強みが存在しますが、最も大きな関心を集めるのは多くの場合に若い世代です。たとえば企業の多くは、熟練労働者の深刻な不足を軽減するため若い世代に大きな期待を抱き、インターネットを経験したY世代、最近にはソーシャルメディアに習熟したZ世代をその中心として捉えています。

 このような若い世代への注目は、大衆文化やメディアに若い世代を好んで取り上げる傾向が幅広く見られることに加え、若い人々は常に職場に新たな視点をもたらすという事実により容易に説明できます。しかしあらゆる企業にとって、新たな視点に対応することは難しい課題となり得ます。このため企業は新たな世代を職場に迎え入れるために大きな時間と労力を投じています。

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