シングルボードコンピューター(SBC)メーカーで、「Raspberry Pi」のライバル製品を手がけるKhadasが、同社のSBCシリーズ「VIM3」の最初のモデルについて発売日と価格を明らかにした。16GBのeMMC Flash、2GBのLPDDR4 RAMを搭載する「Khadas VIM3 Basic」は、69.99ドルで米国時間6月24日より発売される予定だ。ストレージとRAMの容量が2倍の「Khadas VIM3 Pro」は、価格が99.99ドルとなっている。
残念ながら、これらは初回製造ロット限定の価格であり、7月22日から価格が引き上げられることになっている。
Khadas VIM3はなぜ画期的なのか?
VIM3は「Amlogic S992X」というSoCを採用している。これは、「Odroid-N2」で採用されているSoCと同じもので、4つの高性能コア(「Cortex-A73」)と2つの高効率コア(「Cortex-A53」)、さらに1つのGPU(「Mali-G52 MP4」)で構成され、H.265コンテンツを75FPSで再生可能な、10ビットの4Kビデオデコーディングをサポートする。
残り本文:約888文字 ログインして続きを読んでください。