コラボレーション

MS「Fluid Framework」が可能にする新たなコラボレーション

マイクロソフトの「Fluid Framework」は、新たな共有可能な対話型ウェブ体験を可能にするテクノロジーだ。

 Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSatya Nadella氏が「ウェブに次世代のリアルタイムコラボレーション」をもたらすと「Microsoft Build 2019」カンファレンスで語ったとき、「Google Docs」が念頭にあったのは明らかだ。「Microsoft Office」もデスクトップアプリとウェブアプリの両方に共同編集ツールがあるのに、共同編集といえばGoogle Docsという見方はまだ根強い。

 「Fluid Framework」はドキュメントを分解し、共同で作業することや新しい種類のドキュメントにまとめることが可能なビルディングブロックにする。この新しい種類のドキュメントとは、スプレッドシートやスライドデッキ、文書に限定されるものではない。テクノロジー業界を長くフォローしてきた人なら、そう聞いて思い浮かぶものがいくつかあったのではないだろうか。

 スプレッドシートやグラフツール、ワードプロセッサーなどから取り込んだ情報のチャンク(塊)で構成された複合ドキュメントという考え方はどことなく、Appleが「OpenDoc」で成し遂げようとしていたものや、「Netdocs」(初期のSaaSアプリケーションとして、XMLを利用して複数のツールを1つのSaaSアプリにまとめようと、Microsoftが開発していた生産性ツール)の「ユニバーサルキャンバス」を思わせる。WindowsのOLEによる複合ドキュメントでもすでに同じようなことができるが、広くは使われておらず、パフォーマンスも低下する傾向がある。

編集部おすすめの関連記事

残り本文:約4035文字 ログインして続きを読んでください。

TechRepublic Japanで人気の記事

編集部オススメ

トレンドまるわかり![PR]

サーバ
PC・モバイル
ストレージ
ネットワーク
仮想化
クラウドサービス
OS・ミドルウェア
開発
データベース
運用
セキュリティ
新興技術
財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
サイト構築
PCソフト
学習

ホワイトペーパーランキング

  1. 社員の生産性を約2倍まで向上、注目の企業事例から学ぶDX成功のポイント
  2. 真の顧客理解でCX向上を実現、いまさら聞けない「データドリブンマーケティング」入門
  3. 家庭向けIoT製品の普及とともに拡大するセキュリティとプライバシー問題─解決策を知ろう
  4. クラウドの障害対策を徹底解説!4つの方法とメリット、デメリット
  5. サイバー犯罪の標的となるMicrosoft製品、2019年に悪用された脆弱性リストからの考察

Follow TechRepublic Japan

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]