オフィスソフト

「Microsoft 365」入門--「Office 365」から名称変更されたMSの生産性スイート

「Office 365」は、マイクロソフトの生産性アプリケーションスイートだ。利用できるアプリケーション、システム要件、各サブスクリプションプランなどを紹介する(2019年6月6日公開、2020年5月21日更新)。

 現在は、規模の大小を問わずどんな企業においても、従業員の生産性の中心となるのは、電子メール、カレンダー、ワードプロセッサー、スプレッドシートで構成される基本的なオフィススイートだ。しかし、オフィスから移動しての業務が増えるにつれて、基本的な生産性ツールセットは新たな要件への適応と変化を迫られてきた。そこでMicrosoftは「Office 365」をアップデートし、時間と場所を問わず作業を処理できるモバイルコラボレーションプラットフォームに進化させている。

 Microsoftは米国時間2020年4月21日、自社の生産性スイートの名称を「Office 365」から「Microsoft 365」に正式に変更した。それ以降、料金請求、マーケティング、アラートでMicrosoft 365の名称が使用されている。名称が変わっても、既存顧客の現行のサブスクリプション料金プランに影響はなく、現行のサービスのレベルにも変更はない。この生産性スイートのさまざまなバージョンに含まれるアプリケーションも同じままだ。

 Microsoft 365は多くの企業にとってデファクトスタンダードの生産性スイートであり、すべての競合製品の評価において基準となるスイートだ。したがって、ITリーダーは、Microsoft 365に関してすべて把握しておくのが得策だろう。この目標を達成できるように、米TechRepublicはMicrosoft 365に関する特に重要な詳細情報を本記事にまとめた。

概要

  • どんなものなのか:現代の企業において業務の遂行に必要となる基本的な生産性アプリケーションのスイートだ。「Word」「Excel」「Outlook」「PowerPoint」「OneNote」「OneDrive」などのアプリケーションが含まれている。
  • なぜ重要なのか:生産性スイートの標準であり、競合製品はOffice 365スイートのアプリケーション群を基準に評価されることが多い。
  • 誰が影響を受けるのか:現代のモバイル中心の企業において、業務の遂行に使われるツール群を提供するため、ほぼすべてのビジネスパーソンにとって重要な製品だ。
  • いつから利用できるのか: Microsoft 365の最新バージョンは今すぐに利用できる。現行のサブスクリプションに含まれているのは、「Office 2016」のアプリケーション群だ。
  • どうすれば利用できるのか:企業はMicrosoftのウェブサイトからMicrosoft 365のサブスクリプションを購入できる。サブスクリプション料金はユーザー1人あたり月額8~35ドルとなっている。

どんなものなのか

 現代の企業で業務遂行に必要となる基本的な生産性アプリケーションを提供するサブスクリプションサービスだ。生産性アプリケーションには、ワードプロセッサー、スプレッドシート、電子メールクライアント、カレンダー、プレゼンテーションアプリケーションなどがある。実際には、Microsoft 365はクラウドベースの構造であるため、これらの生産性アプリケーション群は絶えずアップデートと改善が実施されている。

提供:Microsoft
提供:Microsoft

 たとえば、Microsoft 365の「Business Premium」サブスクリプション(1ユーザーあたり月額12.50ドル)には、以下のアプリケーションが含まれる。

  • Word:ワードプロセッサーのスタンダードであり、「Business」とBusiness Premiumの両方で利用できるアプリ。企業のユーザーが文書を作成する際、使うのはこのツールだろう。
  • Excel:スプレッドシートは20世紀に発明されて以来、基本的なデータ分析に広く利用されてきた。Excelは現在の標準的なスプレッドシートであり、Microsoft 365のBusinessとBusiness Premiumで利用できる。
  • Outlook:Microsoft 365で電子メールと予定カレンダーを管理するソリューションは、Outlookと呼ばれる。長年にわたり使用されているが、その雑然としたインターフェースはユーザーの間で賛否両論だ。BusinessとBusiness Premiumの両方のサブスクリプションで利用できる。

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