OS・ミドルウェア

オープンソースソフトウェアの企業導入が加速--レッドハットの調査で明らかに

先頃発表されたレッドハットの調査によると、IT担当者の約69%は、オープンソースソフトウェアが極めて重要、または非常に重要であると回答したという。

 ビジネスアプリケーションでは、オープンソースソフトウェアが最初の選択肢になることがよくある。初期にオープンソースを支持していた人々はコスト削減に焦点を当てていたが、オープンソースソリューションを中心とする統合のエコシステムと開発者のスキルセットは、企業におけるオープンソースの重要性を確固たるものにした。先頃発表されたRed Hat初の「State of Enterprise Open Source」(エンタープライズオープンソースの現状)調査によると、IT担当者の約69%は、オープンソースソフトウェアが極めて重要、または非常に重要であると回答したという。

 調査に参加した950人のIT担当者のうち、オープンソースソフトウェアが「まったく重要ではない」と回答したのは1%だけだった。

 同様に、オープンソースの採用も、相応の熱意を持って継続される見通しだ。回答者の68%は、過去12カ月間でオープンソースソフトウェアを使うことが増えたと報告した。一方、29%は使用頻度に変化はなかったと報告している。今後12カ月間について、59%は増加を予想しているのに対し、39%は現状のままと予想している。

 オープンソースソフトウェアの用途で最も多いのはウェブサイト開発(45%)で、クラウド管理ツール(43%)が僅差でこれに続いた。セキュリティとビッグデータは42%、データベースは41%、ウェブサーバーは38%だった。

 オープンソースクラウド管理ツールの導入の地理的な広がりには相当ばらつきがある。使用していると答えた回答者の割合は、アジア太平洋地域(APAC)が48%、米国が46%だったのに対し、英国と中南米では37%にとどまった。

 オープンソースソフトウェアを使用することの利点については、総所有コストの削減(33%)を挙げる回答者が最も多かった。セキュリティの向上と「最新の技術革新へのアクセス」が共に29%でこれに続いた。

 Red HatのテクノロジーエバンジェリストのGordon Haff氏はブログ投稿で、「これは重要である。なぜなら、オープンソースがプロプライエタリソフトウェアと根本的に異なるいくつかの点の1つに直接言及しているからだ」と述べた。「エンタープライズオープンソースソフトウェアを十分にサポートし、セキュリティと信頼性を高めることは、間違いなく可能である。しかし、多くのプロプライエタリベンダーのソフトウェアについても同じことが言える。オープンソースのユニークな点の1つは、構造などの障壁を最小限に抑えて、個人と組織が共通の目標に向かって共同で作業することを可能にすることだ」(Haff氏)

 回答者は利点として、より高品質のソフトウェア(26%)、エンタープライズレベルのサポートへのアクセス(25%)、アプリケーションをカスタマイズできる機能(25%)も挙げている(この質問では、6つの答えの中から最大3つを選ぶことを許可していた)。


この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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