Workday Human Capital Managementのポイント
- 人材の配置から報酬、キャリアの向上まで従業員のライフサイクルを管理
- 異動や退職、計画的な雇用をモデリングして人材計画の全体像を把握
- 社内の全体像を把握し、今後どのような人材を採用するのかを理解
Workday Human Capital Managementの製品解説
ワークデイの「Workday Human Capital Management」はSaaS型人材管理システム。社員の“高い業績や成果につながる行動特性”コンピテンシーを向上させることを狙う人財管理(Human Capital Management:HCM)と説明。人材の計画や採用、育成をひとつのシステムで実現できるという。
人材の配置から報酬、キャリアの向上まで従業員のライフサイクルを管理できる。たとえば、柔軟な組織管理システムを駆使して組織構造を変更したり、ひとつのインターフェースで組織変更を作成、モデリング、実行したりできる。部署やチームが独自のビジネスプロセスを定義、管理するための機能も備わっている。
ワークフォースプランニングと呼ばれる機能では、人事部門などがビジネスの目標に即した人材計画を策定できるように支援、費用や収益の影響を財務面で可視化可能。異動や退職、計画的な雇用をモデリングして人材計画の全体像を把握できる。さまざまなケースを想定したシナリオを比較して最適な人材計画も策定できる。
社内にいる人材の全体像を把握しておいて、今後どのような人材を採用するのかを理解できるリクルーティングも利用できる。現在の人材を分析することで候補者のタイプが分かるようになる。社内と社外の両方で適切な人材を探してふさわしいポジションに配置して離職を防止可能と説明。人材計画から採用プロセス、入社決定までも支援する。
人材管理では、人材を最適なポジションに配置するとともにパフォーマンスに応じた報酬を考慮して将来のリーダーを育成する。意識調査で貢献意欲や企業文化を把握、組織の中で助言を求められる関係性を築いてキャリア目標を話し合ってキャリアパスを設計できるようにも支援可能。組織で不可欠なポジションのための後継者育成プランも作成できる。
蓄積されたデータや市場から収集したデータをもとに報酬のプランやプログラムを定義可能。組織全体の報酬を管理して、結果を出せる人材の能力に応じてチームの有能なメンバーに投資するといったこともできる。実際のデータを活用して報酬のレビュープロセスも整えることができる。
グローバルでのコンプライアンス対応や監査、内部統制などの管理機能もそろえている。
用途と機能 | SaaS型人材管理システム |
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特徴 | 人材の配置から報酬、キャリアの向上まで従業員のライフサイクルを管理。異動や退職、計画的な雇用をモデリングして人材計画の全体像を把握。社内の全体像を把握し、今後どのような人材を採用するのかを理解 |