「Linux」デスクトップには、多数のオプションがある。ライバルのいないアプリケーションなど1つも存在しない。その格好の例がファイルマネージャーだ。「Nautilus」や「Thunar」「Dolphin」「Konqueror」「Midnight Commander」「Krusader」「PCMan」など、名前を挙げていけばきりがない。そのリストに追加すべきファイルマネージャーがもう1つある。「Polo」だ。
Poloは、Linuxデスクトップ向けの高度なファイルマネージャーである。ほかの同種のツールと同じ機能を多数備えるほか、独自の機能もいくつか提供する。具体的には、以下のような機能を搭載している。
- 各ペインに複数のタブを開くことができるマルチレイアウトのサポート(シングル、デュアル、クアッド)
- アーカイブの作成、抽出、および閲覧
- クラウドストレージのサポート
- KVMイメージの実行と管理
- PDF文書と画像ファイルの修正
- ISOファイルをKVMで起動
- USBドライブへのISOファイルの書き込み
- FTP、SFTP、SSH、およびSambaサーバへの接続
- チェックサムとハッシュのサポート
- ファイル比較
- そのほかのさまざまな機能
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