クラウドサービス

「Microsoft Azure」でホームオフィスのVPNサーバを構築するには

「Microsoft Azure」のようなクラウドコンピューティングサービスの助けを借りれば、仮想プライベートネットワーク(VPN)を独力で作成し、管理およびアクセスすることは、考えているほど難しくない。

 Amerisleepが2019年になって発表した報告書によると、米国の労働者の約43%は1年間のうちに、自宅などの遠隔地で仕事をすることがあるという。在宅勤務や外出先での仕事、ギグエコノミー全般はすべて、共同作業や移動が多く、常に接続されている現代の会社員の姿を象徴するものだ。

 とはいえ、リモート接続された従業員には測定可能な利点があるものの、軽減すべき重大なセキュリティリスクも存在する。例えば、ホームオフィスのネットワークと大規模な企業ネットワークの間で、インターネット経由での機密データのやりとりを保護してセキュリティを確保するには、少なくとも仮想プライベートネットワーク(VPN)が必要だ。多くの場合、VPNは企業によって提供されるが、ギグエコノミーで活動している独立した請負業者は、自分でVPNサービスを用意する必要があるかもしれない。

 「Microsoft Azure」のようなクラウドコンピューティングサービスの助けを借りて、独力でVPNを作成し、自分の思い通りに管理およびアクセスすることは、読者の皆さんが考えているほど難しくない。必要なのは、適切なソフトウェアを実行している仮想マシン(VM)だけだ。このチュートリアルでは、「SoftEther VPN」サーバとして機能するAzure仮想マシンを使って、自力で独自のVPNを設定する方法を紹介する。

Azure仮想マシン

 この例では、有効なMicrosoft Azureのサブスクリプションが既にあるという前提で説明を進める。「Azure Portal」の仮想ネットワークセクションを開き、1つの特定の項目以外はデフォルトの設定を使用して、標準のVMを作成する。仮想マシンには、SoftEther VPNのイメージを使用する。SoftEther VPNは「Windows Server 2016 Datacenter」OSにインストールされる。この仮想マシンをAzureで作成する方法の詳細な手順については、「『Microsoft Azure』で仮想マシンを作成して展開するには」を参照してほしい。

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