セキュリティ

ウェブサイトセキュリティのパラドックス--小規模企業はどう対処すべきか

「小規模企業経営者はセキュリティに関する知識が限定的で、予算も限られているため、攻撃に対して自らを無防備な状態に置くことになる。しかし、これらの攻撃は多くの場合、金銭的損失を引き起こす」。GoDaddy幹部はこの状態を「ウェブサイトセキュリティのパラドックス」と呼ぶ。

 ウェブサイトセキュリティのパラドックス。この現象についに名称が付けられ、正式なものになった。このパラドックスが特に指すのは、資金に余裕がない小規模企業経営者が、適切でサイバーセキュアなインフラストラクチャの構築に投資すべきかどうか決断するも、それがおそらく失敗に終わること、そして、サイバーセキュリティインシデントから復旧するのにさらに多くのお金が必要になることが分かっている、という状況だ。

 小規模企業は格好の標的である、とGoDaddyでセキュリティ製品グループのゼネラルマネージャー兼バイスプレジデントを務めるTony Perez氏は話す。「Small business website security」(小規模企業のウェブサイトセキュリティ)と題した報告書の中で、Perez氏はこの米CNETの記事に言及し、「この1年間に、中小規模企業の5社に1社がランサムウェアの脅威に直面し、経営者は何億ドルもの損失を被った。起業家が法執行機関に連絡すると、多くの場合、身代金を支払うようアドバイスされる」と述べた(米CNETは米TechRepublicの姉妹サイト)。

 ウェブサイトセキュリティのパラドックスについて、Perez氏は以下のように説明している。

 「ほとんどの小規模企業経営者はセキュリティに関する知識が限定的で、予算も限られているため、攻撃に対して自らを無防備な状態に置くことになる。しかし、これらの攻撃は多くの場合、金銭的損失を引き起こす」

 それでは、何が正解なのだろうか。先行投資した後、サイバーセキュリティインシデントからの復旧にさらに多くのお金を使うべきなのだろうか。それとも、何も問題が起きないことを願って、サイバー攻撃からの復旧に必要なコストを払うべきなのだろうか。

編集部おすすめの関連記事

残り本文:約2142文字 ログインして続きを読んでください。

「セキュリティ」で読まれている記事

TechRepublic Japanで人気の記事

編集部オススメ

トレンドまるわかり![PR]

財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
PC・モバイル
新興技術
ITインフラ
クラウドサービス
OS・ミドルウェア
開発
データベース
運用
セキュリティ
クライアントセキュリティ
サーバーセキュリティ
ゲートウェイセキュリティ
メールセキュリティ
ウイルス対策
標的型攻撃対策
IDS/IPS
ファイアウォール
WAF
UTM
SIEM
フィルタリング
データ保護
アクセス管理
SSO
ワンタイムパスワード
IRM
情報漏えい対策
暗号化
脆弱性診断
その他セキュリティ

ホワイトペーパーランキング

  1. AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法
  2. AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド
  3. Zero Trust Workbook--ゼロ トラストの先にある世界を知るためのガイダンス
  4. 「ゼロトラスト」時代のネットワークセキュリティの思わぬ落とし穴に注意せよ
  5. データ駆動型の組織でビジネスの俊敏性を実現するには?戦略的な意思決定とイノベーションを両立へ

Follow TechRepublic Japan

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]