その他セキュリティ AI・機械学習 A10ネットワークス株式会社

A10、DDoS攻撃対策を強化--増大するマルチベクトルに機械学習で対応

A10ネットワークスは、DDoS攻撃対策専用機「Thunder TPS」を強化するため、機械学習で自動防御が可能という「A10 One-DDoS Protection」を既存製品に無償で提供。新ハイエンドモデルの販売も開始した。

 従来はDDoS攻撃をaGalaxyや他社製フローコレクタ製品が検知すると、ルータへネットワークの流れをThunder TPSに変更してスクラビング処理を経たデータを下流に流していた。

 One-DDoS Protectionが有効なネットワーク環境では、Thunder CFWなどがサービスやアプリケーションに近い位置で攻撃を検知し、aGalaxyへ検知シグナルを送信するため、検知範囲がさらに拡大する。高木氏は「通常やサービスやIPなど保護対象の事前設定が必要だが、One-DDoS Protection有効時は、保護対象となるサービスの自動探知で運用効率が向上する」と説明する。同社の説明によればフローベースと比較してDDoS攻撃の検知速度が30秒から1分ほど速まるという。

ディストリビューテッドディテクション有効時のDDoS攻撃緩和ロジック
ディストリビューテッドディテクション有効時のDDoS攻撃緩和ロジック

 機械学習を利用したDDoS攻撃対策であるIAは、平常時のネットワークトラフィックを継続的に学習し、異常検知の判断基準となるしきい値を自動的に設定する(手動設定も可能)。トラフィックの状態に大きく左右されるが、学習に要する期間は1週間程度を見込んでおり、ACOS側に学習エンジンを搭載するため若干のパフォーマンスダウンが発生してしまうが、同社は今後クラウド活用も検討しているという。

 One-DDoS Protectionは、セキュリティインシデント発生時は自動的に防御設定を施すが、それでも攻撃を防げない場合は自動的に防御レベルを高める仕組みも持つ。攻撃終了を検知してセキュリティインシデント終了と判断した後はインシデントレポートを自動生成する。同社は「通信事業者など大規模ネットワークを運用する企業など、サービスを限定して保護したい顧客向けソリューション」(高木氏)とOne-DDoS Protectionの有用範囲を示した。

「その他セキュリティ」で読まれている記事

TechRepublic Japanで人気の記事

編集部オススメ

トレンドまるわかり![PR]

財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
PC・モバイル
新興技術
IoT
ドローン
ロボット
VR・AR
AI・機械学習
ITインフラ
クラウドサービス
OS・ミドルウェア
開発
データベース
運用
セキュリティ
クライアントセキュリティ
サーバーセキュリティ
ゲートウェイセキュリティ
メールセキュリティ
ウイルス対策
標的型攻撃対策
IDS/IPS
ファイアウォール
WAF
UTM
SIEM
フィルタリング
データ保護
アクセス管理
SSO
ワンタイムパスワード
IRM
情報漏えい対策
暗号化
脆弱性診断
その他セキュリティ

ホワイトペーパーランキング

  1. 5分でわかる、レポート作成の心得!成果至上主義のせっかちな上司も納得のレポートとは
  2. ノートPCは従来ながらの選び方ではダメ!新しい働き方にも対応する失敗しない選び方を徹底解説
  3. 問題だらけの現場指導を効率化!「人によって教え方が違う」を解消するためのマニュアル整備
  4. 緊急事態宣言解除後の利用率は低下 調査結果に見る「テレワーク」定着を阻む課題とその対応策
  5. たしか、あのデータは、こっちのアプリにあったはず…--業務改善のためのアプリ導入がストレスの原因に?

Follow TechRepublic Japan

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]