Rubrikのポイント
- マスターレスアーキテクチャで独自の分散ファイルシステム
- 仮想化環境に対応し、ファイルサーバにも対応
- パブリッククラウドのオブジェクトストレージにアーカイブで保存可能
Rubrikの製品解説
ルーブリック・ジャパン(Facebookページ)の「Rubrik」はバックアップ専用機(アプライアンス)。自動バックアップ、インスタントリカバリ、レプリケーション、アーカイブといったデータ管理をGUIで操作できる。
バックアップ用のソフトウェアやハードウェア、重複排除ディスクなどをまとめている。2Uのハードウェアに最大4つのノードを搭載し、データ増加に応じて無停止でスケールすることが可能。
マスターレスアーキテクチャで独自の「Atlas」は分散ファイルシステムを採用している。単一障害点(Single Point of Failure:SPoF)を排除するように設計されている。
vSphereやHyper-Vといった主要な仮想化環境に対応するとともに、CIFS/NFS対応のファイルサーバにも対応する。オンプレミスのデータを「Amazon S3」や「Azure Blob Storage」などのオブジェクトストレージサービスにアーカイブとして保存する“クラウドアウト”が可能。
パブリッククラウドのIaaSで稼働するアプリケーションがアクセスするデータをパブリッククラウドに置く“クラウドオン”にも対応し、パブリッククラウドでクラスタを組むことも可能だ。
HTTPベースで動作するREST APIを実装している。サードパーティ製品と連携してバックアップの運用を自動化可能。標準で実装されている独自の管理画面からRESTで実装すべき内容やレスポンス結果を視覚的に把握できる。アーカイブされたデータも含めて仮想マシン(VM)やファイル名を高速に検索、出力できる
用途と機能 | バックアップアプライアンス |
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特徴 | 2Uのハードウェアに最大4つのノードを搭載し、データ増加に応じて無停止でスケールすることが可能。HTTPベースで動作するREST APIを実装し、サードパーティ製品と連携してバックアップの運用を自動化可能 |
導入企業 | 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスなど |