仕事でのやり取りに絵文字はアリかナシか――。「Typetalk」などを運営するヌーラボ(福岡市)が12月26日に発表した「ビジネスコミュニケーションにおける絵文字の使用に関する意識調査」の結果によると連絡手段に用いるツールによって絵文字の印象が異なることが明らかになっている。
メールとビジネスチャットツールで絵文字を使用することについて、それぞれどう思うのか、状況を説明した後で例文ごとに絵文字を許容できるかどうかを調査した。9月21日~10月12日に「Backlog」のユーザーを対象に調査。有効回答数は1009件。
絵文字を使用することについてメールとチャットでは捉え方に差が出ている。メールでは29.6%が「使用すべきではない」、チャットでは57.7%が「使用すべき」と捉えており、絵文字やメールよりもチャットで受け入れられていると指摘している。
メールとチャットを統合して見た時にビジネスコミュニケーションで「絵文字を使用すべき」の割合が最も多いのが30代。半数以上が「絵文字を使用すべき」と回答し、ツールを問わず“絵文字の使用に積極的な世代”と表現している。
「絵文字を使用すべきでない」の割合はおおむね年代が上がるに連れて増える傾向にある。「自分は使用しないが、相手が利用するには特に気にならない」など“絵文字に無関心”な割合は~24歳が最も高いことが特徴的という。
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