Arrow Visionのポイント
- コンテンツを受信するSTB機能と無線LANを一体化したタブレットを提供
- 本部主導で一元的管理、各店舗などの拠点でも設定、管理
- 複数の店舗や端末に異なるコンテンツを設定
Arrow Visionの製品解説
アイティフォーの「Arrow Vision」は映像配信管理サービス。小型モニタでの電子ポップや電子看板(サイネージ)などに配信する映像を管理する。スーパーマーケットや百貨店などの小売業で店舗内外で展開する広告活動である“インストアメディア”を支援する。
既存のチラシや商品カタログなどの素材を活用して商品を魅力的に見せる動画コンテンツを1本10万円~で制作する。コンテンツを受信するセットトップボックス(STB)機能と無線LAN機能を一体化したタブレット端末をユーザー企業に提供する。すでに稼働しているモニタやテレビがある場合はSTB単体を接続してコンテンツを映せる。
多店舗で展開する場合は本部主導で一元的に運用可能。各店舗などの拠点でも同じ画面にアクセスして設定、管理できる。管理画面では端末とコンテンツのそれぞれを細かく制御可能。店舗やサイネージIDで検索、絞り込んで店舗からの問い合わせに対応する。コンテンツの放映予定も確認できる。
複数の店舗や端末に異なるコンテンツを設定して映せる。1つのチャンネルには10コンテンツまで登録可能。スポットで映すコンテンツを曜日や日付、時間帯で設定できる。
端末に不具合を検知すると事前に登録したメールアドレスに通知メールを送信、状況を把握して対処できる。管理画面のコメント欄に端末や店舗の状況を書き込んで共有できる。
販売時点情報管理(POS)システムなどの既存のネットワークを利用できる。店舗のコーナーにラジカセを置いてCDやテープをセットした毎日操作する音声CMも置き換えられる。
米小売大手Wal-Martが進める「トリプルプレイ」戦略をワンシステムで実現できると説明。Wal-Martのトリプルプレイは、小売店舗への入店を促すためのポイント3倍キャンペーンやタイムセールなどのコンテンツを入り口で流す“ウエルカム”スクリーン、店舗内の生鮮品や日用品などの各コーナーで商品を動画で紹介する“デパートメント”スクリーン、1つの商品の情報を動画で詳しく紹介する“エンドキャップ”スクリーンで構成される。
用途と機能 | 映像配信管理サービス |
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特徴 | 店舗内外で展開する広告活動である“インストアメディア”を支援。POSシステムなどの既存のネットワークを利用。1つのチャンネルには10コンテンツまで登録可能、スポットで映すコンテンツを曜日や日付、時間帯で設定 |
税別料金 | サービス利用料:月額4000円~(1店舗、端末10台までの場合) |
導入企業 | とりせんなど |