EXPLANNER/Sのポイント
- 勤怠データは一括取り込み、複雑な給与計算に対応する勤怠項目を準備
- 法改正や申告書の配布と回収などが短時間で集中する年末調整も支援
- 給与計算に使用しない人事情報を管理、異動情報も履歴で管理
EXPLANNER/Sの製品解説
NECの「EXPLANNER/S」は人事管理と給与計算を標準でサポートする人事給与システム。統合基幹業務システム(ERP)パッケージソフトウェア「EXPLANNER/Z」の会計との連携機能を標準で搭載している。他の勤怠管理システムやウェブ明細、給与明細メール配信とも連携可能。OSとデータベースはMicrosoft製品に対応している。
給与計算に必要となる基本情報から支給控除額や税金、社会保険、交通費などの各種項目を管理する。マイナンバーは暗号化して保管する。
毎月の給与計算に必要な勤怠データは一括で取込可能。複雑な給与計算に対応する勤怠項目を準備している。給与計算から銀行振込データ作成、給与明細発行まで対応。給与形態別に支給控除手当情報を管理して、複数の給与計算パターンがある場合でも、それぞれの給与形態にあわせて運用できる。
賞与支給は1社員あたり年5回まで(3回までは税計算に対応)。変動支給額や変動控除額の登録で賞与支給に対応する。支給控除額も一括でデータを取り込める。
法改正や申告書の配布と回収などが短時間で集中する年末調整も支援する機能を搭載。登録されたデータから配布する「扶養控除等(異動)申告書」「保険料/配偶者特別控除申告書」を印刷できる。給与計算の結果をもとにした定時決定計算(算定)や随時改定計算(月変)、産休育休改定計算が実行可能。算定基礎届や月額変更届、資格取得届、資格喪失届は電子政府の総合窓口であるe-Govに申請できる。
人事管理システムの機能としては、給与計算に使用しない人事情報を管理できる。情報は履歴で管理でき、入社時の配属部門からの異動情報を履歴で管理できる。部門が異動したときにはマスターデータを修正することで自動的に履歴が保存される。
汎用履歴機能は人事データベースとして管理する項目を独自に設定できる。5桁の管理コードでユーザー企業独自の管理内容ごとに開始から終了年を登録、10項目の管理項目を設定可能。人事データベースは検索条件で対象者を抽出できる。
用途と機能 | 人事給与システム |
---|---|
特徴 | 給与計算から銀行振込データ作成、給与明細発行までに対応。給与形態別に支給控除手当情報を管理して、複数の給与計算パターンがある場合でも、それぞれの給与形態にあわせて運用。汎用履歴機能は人事データベースとして管理する項目を独自に設定 |
税別価格 | 20万円~ |