Previous Next 提供:James Martin / CNET すべてはここから始まった 「iPad」や「iPhone」が登場するはるか以前に、「Apple I」というコンピュータが存在した。 発売当時の価格は666ドルだったが、今日現存するApple Iマシンは、その希少性から数十万ドルの値が付くのが普通だ。 現存する約50台のApple Iは、年1回かそこらの頻度で1台ずつオークションに掛けられている。それらのなかには、Appleの共同創設者であるSteve Wozniak氏とSteve Jobs氏が、1976年にロスアルトスにあるJobs氏の自宅ガレージで組み立てたという特別なモデルもある。 のちにApple製品の代名詞となる洗練されたデザインは、Appleの初代コンピュータからはみじんも感じられない。普通、Apple Iマシンは基板の状態で販売されていたからだ。 米国時間2018年9月25日に開催されたオークションで、新たに1MHzのプロセッサとわずか8KバイトのRAMを搭載しただけのApple Iが、やはり数十万ドルで落札された。ここでは、この数年間にわたって市場で取引されてきた、往年のApple Iマシンの数々を紹介する。 Prev Next