IDCは、世界スマートフォン市場に関する調査結果の速報値を発表した。それによると、2018年第3四半期のベンダー出荷台数は3億5520万台で、前年同期の3億7780万台に比べ6.0%減。出荷台数が前年同期を下回ったのは、これで4四半期連続だそうだ。
特に注目すべき現象として、IDCはサムスン電子と中国市場の不調を挙げた。サムスンはシェア約2割という最大手ベンダーだが、前年同期に比べ出荷台数を13.4%も減らしてしまった。また、中国は世界出荷台数のおよそ3分の1を占める大きな市場であるが、6四半期連続の減少。2018年上半期の減少幅は11%だったという。
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