クラウドサービス

脱クラウドで考慮すべきこと--システムをオンプレミスに回帰させるには

企業が脱クラウドをなんらかの理由で決定する場合、どのような点に注意すべきだろうか。専門家に話しを聞いた。

 皆さんの会社がクラウドコンピューティングをやめて自社のデータセンターにすべてを戻すと決定したとしよう。専門家らは、やるのはいいが慎重に進めるべきだと言うだろう。

 クラウドコンピューティングからインソーシングへという流れが確実にあるわけではないが、次のような妥当な理由で方向転換することは考えられる。

  • ビジネス上のニーズが減少した
  • サービスプロバイダーが約束したほどコスト削減になっていない
  • ダウンタイムが多すぎる
  • 自社のアプリケーションで使うにはレイテンシが大きすぎる
  • 予算が運用重視から資本重視に変わった
  • セキュリティ上の懸念
  • 吸収/合併に際して、規模の大きい側が異なる計画を持っている
  • インハウスの専門家を新たに雇用した
  • 単純にコントロールの問題

 そうなると、大事なのはクラウドを離れる理由ではなく、やり方の問題だ。

 メリーランドを拠点とするITコンサルティング企業David-Kenneth GroupのシニアバイスプレジデントKris Mathisen氏は、やるべきこととやるべきでないことがたくさんあると述べている。クラウドのプロバイダーにしろ自社オペレーションにしろ、組織としての成熟度、スキルセット、インフラについて、企業は自社を客観視できない傾向があるという。

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