IDCは、世界PC市場に関する調査結果の速報値を発表した。それによると、2018年第3四半期の出荷台数は6738万7000台で、前年同期の6797万1000台に比べ0.9%の減少だった。
出荷台数は1年前から少なくなったものの、事前予測の3.0%減という落ち込みは免れた。大きな減少を予想した根拠として、IDCは、PC市場が全体的に硬直化していること、新興市場の需要に対する重しとなる為替相場と政治経済的な要因、プロセッサ供給不足に対する懸念、を挙げている。
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