「Windows」のコマンドライン(「Windows Vista」以前のWindowsバージョンではDOS)は経験豊富なITプロフェッショナルにとって、今でも非常に強力なツールだ。コマンドラインを利用すれば、スクリプトによる展開を実行したり、システムの設定に変更を施したり、事実上、システム(またはシステムのグループ)を最小限の労力で自分の望み通りに挙動させたりすることができる。
それは、より一生懸命にではなく、より賢く働くことの典型的な例だ。コマンドプロンプト(CMD)はWindowsクライアントおよびサーバの最新バージョンでも依然として利用可能だが、Microsoftの「PowerShell」(PS)管理フレームワークによって主役の座を奪われている。基本的な前提は今も変わっていないが、PSはスクリプトによる変更を異なる方法で実装し、システムが実行できる全てのことを強力に支配する。
以前に公開した記事で、われわれはCMDからPowerShellへの移行を支援するため、10個のコマンドレットを紹介した。今回紹介するのは、PSでデバイスを管理し、既存のスクリプトを現代的なフレームワークに移行する方法を学ぶのに役立つコマンドレット群の第2弾だ。PowerShellはオープンソース化されており、Linuxや「macOS」でも利用できる。
残り本文:約1305文字 ログインして続きを読んでください。